encore

ぽつんと生きて、ぽつんと消えてく。
ぽつんと生きて、
ぽつんと消えてく。

言われるうちが花

「言われるうちが花」というが本当にそうで、うちの夫に対して家事の小言を言うのが嫌になってきた。
夫に任せていた自分の皿洗いとゴミ捨てさえしなくなった。
夫は最近確かに忙しいが全く休めていないわけではない。スタバも行ってるし、ネットフリックス見てるし、睡眠時間だって取ろうと思えばゆっくり取れる。育児だって今98%は私がやっている。
だったらさ、それだったら、自分の食べたお皿洗うぐらいとゴミを捨てに行くぐらいできるんじゃない?合計5分もかからない仕事だよ。あなたに振り分けられた仕事だよ。
「一日中家にいるお前がやれ」と思った読者諸君は黙っていてほしい。そういう問題ではなく、その意見は全く見当違い、言うなればこれば約束を守れるか守れないかという問題なのだ。

今日また私が黙ってゴミを捨てに行った。何も言われなかった。
「ゴミ捨て行ってきてよ」と小言を言う前に黙って言った。言うのが嫌になったからだ。諦めたのだ。
「ゴミ捨て私が行ったんだけど何か言うことないの?」とも言わなかった。言うのが嫌になったからだ。諦めたのだ。

約束を守らせようとする小言が面倒くさい、自分でやった方が早い、夫への期待を諦めた方が早いのだ

夕飯を作るのをやめてやろうと思った。
夫が家事をしてるしてないに関わらず、「私ばっかり家事をしている」と思った時点で私は危ない方に進んでいる。「私ばっかり」という気持ちがよくない。夕飯を作るのをやめるだけで「私ばっかり」という気持ちがなくなるのなら安いもんだ。

夫は外で頑張っているのだから家にいる私がご飯作らないと、という気持ちがあった。でもその考えも捨てる。私は私の食べたいものだけ作ればいい。
夫が皿洗いとゴミ捨てを俊敏に行ってくれるようになるのならば「私ばっかり」はなくなるのだが、残念なことに人は簡単には変われない。夫はそういう家庭環境で育ったのだ、最悪の家庭環境で。

夫は私が夕飯を作らなくても何も言わないだろう。夫は本来は優しい性格だから、ただ家事をやらないだけで。
「俺ばっかり」仕事してお前は何もやらないのかと夫が言ってきた時、その時は言われるうちが花だと思って夫の大好きな生姜焼きを作ろうと思う。
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